ビオフレックスは北海道唯一のフィルターの製造メーカーです。 |
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ビオフレックスでは次の3点に重点をおいて製品の研究開発を行っています。
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■ 不織布の使用 |
北海道おけるフィルター市場は、ろ材にガラス繊維を使用したフィルターが約70%を占め、
残りが非帯電不織布使用のフィルター、そして帯電不織布の使用フィルターとなっています(自社調査結果)。
当社では帯電不織布を使用したフィルターの研究開発を行っています。
市場の大半を占めるガラス繊維使用のフィルターは、不織布より繊維径が小さいため孔径(繊維間)の
小さなフィルターが製造可能というメリットがあります。
機械的捕集の性能ダウンがないため、超高性能フィルターのほとんどでガラス繊維が使用されています。
しかし、加工性が悪いため製造コストがかかること、孔径の狭さゆえ圧力損失(空気抵抗)が高く、
フィルターの寿命が比較的短いというデメリットがあります。さらに、折れた繊維の飛散による
人体の影響、廃棄・焼却性の悪さによる環境への影響、洗浄による再生使用も不可能であるという問題もあります。
不織布使用のフィルターのメリットは、先述のガラス繊維のデメリットを解消することにあります。
つまり、加工性、耐久性、安全性、廃棄・焼却性の全てにおいてガラス繊維に勝っています。
帯電不織布は電気的捕集(静電気によるほこりの吸着捕集)に加えて機械的捕集(物理的なほこりの捕集)
効果もあるため、低圧力損失・高捕集であり、さらに寿命も長いことから中・高性能フィルターに
多用されるようになってきています。
また、廃棄・焼却時の環境への影響も少なく、洗浄によるリサイクルも可能となっています。
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■ フルオーダー制 |
ビオフレックスはカタログ製品の販売だけではなく、お客様の設置環境を詳細に調査し、
もっとも適する製品を開発しております。
フルオーダー制は、大量生産の既製品に比べてコストがかかると思われがちですが、
運用後のことを考慮すると全体のコストはそれほど変わりません。
大量生産の既製品導入の場合、導入時のコストはフルオーダー制と比べると確かに押さえることができます。
しかし、お客様の環境に最適化されていないことが多いため、フィルターの性能を生かし切れないばかりか
フィルターの寿命を縮めてしまう場合もあります。
期待していた性能、寿命を得られない上、再導入によってさらにコストがかかってしまうおそれがあります。
フルオーダー制の場合、導入時のコストだけに限ると大量生産の既製品よりもかかりますが、
お客様の環境に合った製品をご用意できます。これによりフィルターの性能を最大限に生かすことができ、
寿命も保つことが可能です。
結果的に、コストは運用後のことを考慮すると大量生産の既製品導入と同程度となります。
ビオフレックスはこれらのノウハウを蓄積しており、短期間でお客様に最適の製品を開発・製造することができます。
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■ 環境問題 |
ビオフレックスは今後さらに重要視される環境問題についても取り組んでおります。
ビオフレックスが製造しているフィルターは、焼却時に有害な物質であるダイオキシンを発生させないように、
ろ材にエレクトレット不織布(PP、PE)を使用しております。
また、接着剤に至るまで環境に配慮したろ材交換型エコフィルターの生産や製品の軽量化、完全燃焼可能な
木枠タイプの生産もしております。
製品は家庭用エアコンフィルタをはじめ、空気清浄機用フィルター、換気扇用フィルターなど「フィルター」の
名のつくものは全て製造可能です。
さらに、製造過程で発生する端材の有効活用方法も研究しており、資源のムダ使いを抑えた、
地球に優しい製品の開発研究に日々取り組んでおります。
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